私は昔から大の高所恐怖症です。
絶叫マシンはおろか、観覧車やロープウエイ、非常階段やなんとかタワーの類も苦手です。
下から見てても想像で怖がることができるくらい、苦手なんです。
したがって、なるべく高い場所に行くのは避けてきた人生・・・。
しかも大人になって余計拍車がかかって、一層苦手になってきている気がします。
でも、絶景って、たいがい高いところにありますよね。
高いところが苦手な私だって、普段見れないような絶景を見たいのです。
山に登って美しい自然の中で、おいしい空気を吸ってみたいのです。
そこで、登山が趣味の友達に聞き込み調査をしたところ、
金剛山であれば、この大の高所恐怖症の私でも登れるよとのこと。
確かに子供のころ、耐寒訓練で登った記憶があります。
そこで、善は急げで登ってきました。
大阪最高峰の金剛山
金剛山は大阪で一番高い山です。
大阪に住んでいたら、一度は登ったことがあるお馴染みの山でもあります。
友達曰く、高い山の方が、整備されている道が多いから、登山初心者が登るには丁度いいそうです。
もちろん、コースによってはベテラン向けの危険なコースもあるので注意が必要です。
また、金剛山は交通のアクセスも便利で、出かけやすいのも魅力です。
金剛山へのアクセス
金剛山へは公共交通機関でも、車でもアクセスしやすいです。
ロープウェイは現在運休中ですのでご注意ください。
河内長野駅から
JR大阪駅→JR新今宮駅→南海高野線河内長野駅→南海バス金剛山登山口(金剛山ロープウェイ)
※地下鉄御堂筋線を利用の場合は、梅田駅→難波駅→南海高野線河内長野駅
富田林駅から
JR大阪駅→JR天王寺駅/近鉄南大阪線大阪阿部野橋駅→近鉄南大阪線富田林駅→金剛バス金剛登山口(千早ロープウェイ前)
※地下鉄御堂筋線を利用の場合は、梅田駅→天王寺駅/近鉄南大阪線大阪阿部野橋駅
車の場合
金剛山登山口と千早ロープウェイ前のバス停付近に駐車場があります。
高所恐怖症でも登れた金剛山のルート
千早本道~金剛山~伏見峠
高所恐怖症の私が登ったのは、ひたすら階段の続く千早本道を登り、
金剛山頂から伏見峠、念仏坂と呼ばれる坂をひたすら降りていくルートです。
確かに、登りにも下りにも、崖や危険な場所はなく、遠巻きから絶景を楽しめるルートでした。
道も整備されていて、歩きやすかったです。
今回は雪が積もっていたので、トレッキングシューズにアイゼンを装備しましたが、
雪がなければ運動靴で大丈夫です。
登り、下りともに、途中休憩を何回か入れて、約1時間半ずつかかりました。
行った日は雪で視界が良くなかったのですが、頂上から見た景色は最高でした。
山頂にはカメラがあり、10分置きに写真が撮影されます。
時間になると、カメラ前に登山者がワラワラ集まってきて、記念撮影されます。
写真はネット上に公開されます。
これも楽しみのひとつのようです。
頂上で食べたおでんも最高でしたよ。
達成感という名の調味料でしょうか。
また、金剛山には下界ではあまりお目にかかれない野鳥もたくさんいます。
葛城神社の裏手の餌場で、手乗り野鳥を体験している方がいらっしゃいました。
冬場は餌を求めて野鳥がたくさん集まるようです。
次は、ナッツ(無添加・無味)を持参して手乗り野鳥を体験したいです。
人が少ない箇所では、雪の上をソリで滑っていく人たちもいました。
大人になっても雪はワクワクさせるものですね。
金剛登山回数表も購入
金剛登山は、高所恐怖症の私でもすごく楽しめたので、
家からもそう遠くないこともあり、
これからは気軽に、季節ごとに訪れてみようと思います。
金剛山には登山の度にスタンプを押してくれる金剛登山回数表というものがありあます。
山頂の売店にて購入することができます。
これからたくさん登るつもりなので、購入しました!
高所恐怖症でも楽しめる金剛山はありがたい
今回登ったルートは本当に危険な場所もなく、高所恐怖症の初心者でも登りやすかったです。
高所恐怖症を克服出来たら・・・他のルートにも挑戦したいところです。
それでも、金剛山は安心して登れるということがわかったので、
これからは気軽に、何回も登って金剛山を楽しみたいと思います。
登山道具は少しづつ揃えていこうかなと思います。