高所恐怖症におすすめの金剛山登山ルート

今年に入って金剛山に6回登りました。
雪の金剛山もよかったですが、
春~初夏の金剛山も、景色ががらりと変わってそれは美しく爽やかです。
雪山だった金剛山を登った時↓
高所恐怖症が雪の金剛山を登ってきました
の、千早本道~金剛山~伏見峠のルートも登りやすくて(永遠続く階段は辛いけど)
いいのですが、他のルートにも挑戦してみたい気持ちになってきました。
そこで、色々調査して、超超高所恐怖症の私が挑戦してみて、なんとか登ることができたルートをご紹介します。

ちなみに、私の高所恐怖症レベルは、観覧車苦手、非常階段苦手、平均台苦手レベルです。
私と同じように、超超高所恐怖症だけど登山がしてみたい方の参考になれば嬉しいです。
ルート詳細については、ちょっとググっていただくと、もっとわかりやすいサイトが出てきますので、
よく調べて挑戦してくださいね。

文殊尾根ルート

南海バスで金剛山ロープウェイ前まで行きます。
頂上までトイレはないので、バス停にある綺麗なトイレで済ませておきました。
百ケ辻から林道の念仏坂を登っていきます。
5分ほど歩くと、左側にこんな階段があり、そこが文殊尾根ルートのスタートです。

ちょっと写真ではわかりにくいのですが、スタートから急な坂です。
そして、超超高所恐怖症の私にとっては、左側が断崖絶壁に見える狭い道となっております。
ここで(スタート地点から2メートルほど・・・)怖気づきそうになりました・・・。
ここから降りてきたおじさん曰く、
穴熊(文殊尾根ルートのこと)は結構坂がきついよ、寺谷ルートの方が楽だよ。
とのことだったのですが、高所恐怖症の私にとっては坂がきついことより、
狭くて下が見える怖い場所があるかどうかが重要です。
聞けば、こんな感じの場所は最初のここくらいで、あとはそんな怖い道はなさそうだったので、
ここだけ頑張って、這いつくばって登りました。
高所恐怖症の皆様、めっちゃ怖い場所は這いつくばって登りましょうね。怖さがましです。

文殊尾根ルートは道がよく整備されていました。
写真のような丸太や、木の根っこ階段が続くルートで、
確かにおじさんの言う通り、体力的にはきついルートかもしれません。
しかし、このスタート地点の怖さを乗り越えれば、あとは狭い道とか怖い道はなく、
高所恐怖症でも楽しめるルートでした。
高所恐怖症の皆様、文殊尾根ルートは、大丈夫です!
ちなみに、頂上まで1時間半くらいあれば登れますよ。

細尾谷ルート

こちらも、百ケ辻から念仏坂を10分~15分登った左側がスタート地点です。
念仏坂の左手にある1個目の水飲み場から少しいったところです。
入り口はこんな雰囲気で、向かって左側が滝になっています。

細尾谷ルート入り口

この細尾谷ルートも、最初の左側の滝にビビります。
でも、そんなには高くないし、手すりも付いているので、がんばって登ってください。
登ってみると、そこまで怖くはないはずです。
足場が濡れているので、滑らないように注意です。
ここを乗り切れば、しばらく狭い道や高い場所もなく、ちょっとした沢登りを楽しめます。
ただ、1か所だけ、高所恐怖症には怖かった場所があります。
狭くて、右側に滝がある道で、木の根っこの上を登る道・・・。
ロープもあるので、ここは這いつくばって登ってください。
そこを乗り越えると、また広い道に出ます。
写真がないのは、心に余裕がないからです・・・。
また次回には写真を撮っておこうと思います。
細尾谷ルートは、あとはそんなに危険な道はありません。
ただ、沢なので、写真のように足元がゴロゴロ石、倒木もあり、捻挫に注意です。

細尾谷ルートは、シルバールートと呼ばれているそうです。
確かに急坂もなく登りやすかったですし、危険個所も、私が感じたのは1か所。
普通の人なら、危険個所なんかあった?って感じだと思います。
子供と、カエルを探しながら登っているファミリーもいました。
高所恐怖症の皆様、細尾谷ルートは高所恐怖症でも沢登り楽しめますよ!

まとめ

金剛山には色々なルートがたくさんあります。
高所恐怖症の人は、高さを感じる道や狭い道があるんじゃないの?という不安から、
新しいルートになかなか挑戦できないんじゃないでしょうか。
今回は、相当な高所恐怖症の私が挑戦してみて、これはどんな高所恐怖症の人でも大丈夫だ!と思った金剛山のルートをご紹介しました。
夏は木々の間を歩いたり、沢を歩いたりするの、楽しいと思います!
高所恐怖症の皆様も是非、今回ご紹介したルートで金剛山を楽しんでくださいね。




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