おはようございます。アラフィフに差し掛かった昭和世代なきつねです。
最近、「退職代行サービス」という言葉をよく耳にするようになりました。
会社を辞めたいけれど、上司に直接言えない人の代わりに、業者が退職の手続きをしてくれるというもの。
確かに、ブラック企業やパワハラ上司に悩まされている人にとっては、救いの手になるのかもしれません。
でも、私はどうしても納得できない部分があります。
今回は、「退職代行って本当に必要なの?」という視点から考えてみたいと思います。

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1. 退職の意思くらい自分で伝えるべきでは?
仕事を辞めるのは個人の自由です。
でも、本来なら「退職の意思を伝える」というのは、自分の責任でやるべきことではないでしょうか?
もちろん、退職を引き止められたり、嫌がらせを受けたりするケースもあるでしょう。
でも、普通の会社なら、「辞めます」と伝えれば手続きを進めてくれるはず。
それを他人任せにするのは、なんだか無責任な気がするんですよね。
「もう二度と関わらないから、どう思われてもいい」と思っているのかもしれませんが、
会社にとっては一緒に働いた同僚や上司がいるわけで…
せめて最後くらい、自分の言葉で伝えるのが社会人としてのマナーでは?
2. そもそも、そんな会社ならもっと早く辞めればよかったのでは?
退職代行を使う人の中には、長年ブラック企業で働いてきた人もいるでしょう。
でも、なぜそこまで我慢してしまったのか?
確かに、仕事を辞めるのは勇気がいるし、次の職が見つかるか不安もある。
でも、心身を壊すくらいなら、もっと早く別の道を探すべきだったのでは?
「辞めたいのに言い出せない」と思うくらいなら、
転職活動を始めるなり、信頼できる人に相談するなり、
少しずつでも動いておけばよかったのでは?
結局、ギリギリまで何もせずに、最後の最後で代行業者に丸投げするのは、
「決断することを先延ばしにしてきたツケ」なのではないかと感じてしまいます。
3. 退職代行業者はビジネスでしかない
退職代行業者は、利用者に寄り添ってくれるわけではなく、
あくまで「お金をもらって退職を代行する」ビジネスです。
料金は3~5万円ほどが相場のようですが、
冷静に考えてみれば「辞めるだけで5万円払う」って、結構もったいなくないですか?
しかも、退職代行を使った後、会社から連絡がくることもあるし、手続きがスムーズにいかないケースもある。
だったら、最初から自分でやったほうがいいのでは…?
4. それでも退職代行が必要なケースもある?
とはいえ、退職代行を全面的に否定するわけではありません。
例えば…
- 上司が退職願を受け取ってくれない
- 退職を伝えた途端に嫌がらせを受けた
- 未払い残業代があるけど、自分では交渉できない
こういうケースなら、確かに退職代行を利用するのもアリなのかもしれません。
でも、それなら「労働基準監督署」や「労働組合」に相談する方法もあるし、
本当に困っているなら、もっと早く外部に相談しておけばよかったのでは?とも思ってしまいます。
結論:自分の人生の責任は自分で取るべき
退職代行は、確かに便利なサービスです。
でも、便利だからといって何でも人任せにしていいわけではありません。
「退職の意思を伝えることすらできない」というのは、
社会人としてどうなのか?という疑問が残ります。
もちろん、どうしても自分で言えない事情があるなら、
退職代行を使うのも一つの選択肢かもしれません。
でも、最終的には「自分の人生の責任は自分で取る」という意識を持つことが大事なのではないでしょうか?
古い考え方なのかもしれないけど・・・。
このようなつぶやきに最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。